5 Nov 2016

今朝(11月5日)の展示場の外気温はとうとう10℃を下回り9℃になりました。
みなさんの家は暖房始めましたか?まだですよね!
暖房をする目安となる温度は一日の平均気温が18℃以下。
今日の日中最高気温は20℃になりそうなので本日の平均気温は15℃くらい。
そろそろ暖房を準備する季節になってきました。
ちなみに展示場の中は朝無暖房状態で21℃でした。
高松あたりでは、暖房設定温度を20℃とするので、
まだまだ暖房をつけなくても大丈夫なんです。
しかし、もっと寒くなってくると暖房装置のスイッチをONにしなければならない。
エネルギーを消費しなければならない。大切なお金が無くなっていく。
暖房負荷を少なくしたいですよね。しかも我慢しなくても暖房負荷を少なくしたい。
そもそも暖房負荷ってなに?

こんにちは!
強い家、無垢の木、自然素材にこだわったがいな家を香川で建てて60年
(株)田中工務店の代表・田中浩一です。
『負荷』という文字から、マイナスのエネルギーみたいな、感じですが、
簡単に言えば、あったかくするのにどのくらいエネルギーを使うか?のエネルギー量。
つまり電気代などのランニングコストと考えればいい。
しかし、暖房をつけていたから多くなって、暖房をつけなかったら少なくなるものではない。
住宅そのものの力みたいなもの。
建物そのものの魔法瓶性能の度合いによって暖房にかかるエネルギー量が決まる。
つまり魔法瓶性能が暖房負荷を左右する。
暖房負荷=【Q値に暖房が必要な期間の暖房度日(暖房設定基準温度―平均外気温×必要暖房日)をかけて、日射取得と内部発熱を引く】
つまり、暖房負荷って家計に直結しているんですね。
暖房負荷を少なくする方法
一番簡単なのが、とにかく暖房をつけない!とお考えですが、違います。
暖房負荷を少なくするには、
家の魔法瓶性能(せっかく温めた部屋の温度を壁や屋根や窓から外に逃がさない)
を高くすることが一番。
そして、太陽からの日差しをうまく取り入れることが大切。
省エネと節約はちょっとちがうんです。
逆に『暖房負荷が大きいのに省エネに一生懸命取り組む』と困ったことが起きてしまいます。
あたたかい家で健康・長寿
暖房負荷の少ない家は、少しの電気代で暖かい家というのが解りましたが、
暖かい家に住むと病気にかかりにくくなるし、健康なので医療費もかからない。
逆に暖房負荷の大きな家はどんどん暖房しても冷えていくので、
電気代がかかるので、節約のために一部の部屋しか暖房しない。
するとあったかい部屋から冷たい部屋に移動したときにヒートショックが起きる。
もうおわかりですよね。我慢して節約するより、
楽して健康的な暖房負荷の少ない家に住むことが大切なんです。
長生きしてください。
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